最近の調査では、(全国1億2,500万人のうち)
となっており、多くの方々がゆがみ、痛みに悩んでいます。
なぜゆがんでいても自覚症状がないのか
どうして体は歪んでいるにもかかわらず、自覚症状が出ないのか?
答えから書くと、体は悪いなりにその形を維持しようと頑張ってくれるからです。
人間はいくつもの関節が連なってできています。歪みが生じたとしても、別のどこかで調整し、何とかしての身体機能を発揮できるようにします。
極端に言うと、背中の曲がってしまったお年寄りに、無理に背筋を真っ直ぐにさせようとしても、それは無理なことで、丸まったままなりに、体を使えるようにしてしまっているのです。
しかし関節や筋肉も頑張るにも限度があり、どこかの関節に負担をかけたまま使い続けていると、ゆがみとねじれの限界が来て、痛み・不調を生むことになります。
ゆがみは、カラダの中にどう入っていくのか?
すると、身体のどこかの部分が頑張りすぎてしまう。
やがて、特定の部分だけに無理な力や負担がかかるようになり痛みとなってでてきます。
こうしたクセや姿勢に問題がなくても、捻挫やけがをきっかけに筋バランスが崩れ、関節にゆがみを引き起こすケースや動作そのものには問題なくても、筋のバランスが崩れたまま痛みが出るケースもあります。など全身どこかに負担をかけていれば手や足先、頭から腰、腰から頭など中心へ向かって入ってきます。
首痛、肩こり、腰痛は、起こりやすい症状の3つ。背骨のS字カーブが崩れると、棘上筋や背中の起立筋などに負担がかかると筋肉がねじれ緊張し、こりやハリ痛みが生じる。骨がゆがむとなおさらこりやハリ痛みは抜けづらい
猫背などによって、胸まわりの筋肉の張りがなくなり、デコルテ、胸の位置が全体的に下がってしまう。巻肩になり、腕がねじれ、腕も上がりづらくなる
骨盤が傾くことで、大殿筋などの筋肉の筋力も低下。股関節の位置が変わることで、左右の脚の長さが違う状態に。O脚やX脚も招き、バランスの悪い体型や姿勢になる。
姿勢が悪く、首から腰までの筋肉が硬くなることにより、内臓の働きもわるくなります。
骨盤真ん中を通っている仙骨の傾きによって圧迫されると、血液循環が悪化し、下半身の冷えを起こしやすなります。また、体のゆがみはボディラインにも影響を与え、内臓の働きもわるくなり、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。
1:筋肉は力の源
人間が活動するために力を発生させるために欠かせないのが筋肉です。
2:熱の発生源
筋が活動することで動き筋肉から熱が発生し体温を維持します。筋肉はカラダの中で一番エネルギーを消費します。
3:血液循環の補助
収縮と弛緩を繰り返し筋肉はポンプのように動きます。そして全身の血液の循環を助けます。心臓より下にある血液循環において重要な役割をします。
4:からだを支える働き
骨は支える・保護・供給の役割
1:からだを支える(支持機能)
骨が互いに連結し合って骨格を形成しています。骨格は骨組みのことであり、家で例えると柱と考えてよいでしょう。
2:ヒトが動く運動を生み出す(運動機能)
関節にはまったく動かない関節や肋骨のように少しだけ動くものや手首や足首のようにいろいろな方向に動くものがあります。
3:内臓の保護(保護機能)
骨は背骨や脊椎や胸郭、頭蓋骨は脳を保護して、脊椎は柱として脊柱になり脊髄と呼ばれる神経の束を保護します。胸郭は肺や心臓などを保護して、骨盤は直腸や膀胱、女性では子宮や卵巣の保護をします。
4:血液を作りだす(造血機能)
骨の構造は中心部付近には骨髄腔や海綿質の小腔があり、骨髄が認められます。この骨髄で血液が作られています。
5:カルシウムやリンの貯蔵(貯蔵機能)