歩くだけで沢山の筋肉(首、肩、腰)を使うことができます。脚の筋肉だけでも大腿四頭筋、大腿二頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)と大きな筋肉、そして腰の筋肉や腹筋や肩の筋肉も使っています。
歩くという動作は全身の骨格、筋肉や神経を総動員して行う大切な動きです。
40代を過ぎると、中性脂肪などの血中脂質はじわじわと血管にダメージを与え始めます。自覚症状は無くても、年齢とともに血中脂質の過剰や糖代謝の乱れ、動脈硬化や肝機能障害、糖代謝異常などリスクは高まります。このようなリスクもウォーキングで改善が期待できます。
ウォーキングの効果について研究結果
歩行と健康に関しては世界中の多くの機関で研究が継続されています。
主に中高年者での調査ですが、ウォーキングは、「腰痛、首痛、肩こり、うつ病、認知症、骨粗鬆症、動脈硬化、メタボリックシンドローム、筋減少」などの老化予防やメンタルヘルス分野で大変注目されています。
整体的ウォーキングすすめの考え方・・・
歩くのは簡単だからといって決して侮れません!
お仕事やバックを持ちながら、犬の散歩などは正しい歩き方が出来ないので、歩数には含みません。正しいウォーキング姿勢に関しても法則があります。
「重心安定の法則」です。
『手は小指に、足は母指に力点をおくつもりで動作する』
このような法則を意識する事で、さらに首、肩、腰の姿勢は安定していきます。
理想は公園の土の上や芝生などの地面が柔らかい所がいいです。アスファルトだと硬すぎて足首に負担が掛かります。
ウォーキングで体の使い方を意識させる3つのポイント
ウォーキングするのは毎日が良いですが、最低週に1回は5000歩を目安で30分以上かけてゆっくり歩いてください。
・腕は後ろに多く振るように意識すると骨盤や股関節動きがよくなります。
・歩くときは足の親指を使い地面を親指から足の裏で蹴る意識、親指を付けって歩いていない人ほど外反母趾が強くなります。
・内踝の下に重心を乗せるように歩く。
・へそから足を出すように意識することで、体幹を使いしっかり歩けます。
そのほうがしっかり足の指で地面をとらえ足に負荷をかけずに中心軸が安定、頭蓋骨、首、肩、腕、腰、膝、足首など関節の動きが楽になります。
●呼吸、酸素が全身に入り血流が頭や全身に行き渡る為、代謝があがります。
●筋肉が柔らかくなり、関節の動きや、カラダの柔軟性が良くなります。
●ウォーキングをするだけで内転筋が強くなり足首が柔らかくなります。
●股間節の動き、首痛、膝痛、腰痛、足が動き、さらに肩甲骨を動かす事で肩こり、腕、首の動きが軽減されます。